自由度もそれなりにある!
規格住宅がベースでも、個性は出せる!

注文住宅のひとつに、「セミオーダー住宅」があります。セミオーダー住宅は、ハウスメーカーがすでに持っている「家の型」の中から、依頼者が好みの型を選んで、建てる住宅です。例えばAというハウスメーカーには、10種類の型があるとします。依頼者は、10種類の型の中から、自分好みの型を選び、その型をベースにして、家づくりをします。ベースはハウスメーカーによってある程度決まっているものの、自由に設計し、建築する余地も残されています。例えばリビングと子供部屋の仕切りを外して、広いリビングに変更する、天井を高くするといったことも可能です。規格住宅がベースでも、依頼者の意向によって、仕上がる家はかなり個性的になります。
キッチンやトイレを自分好みにできる!
セミオーダー住宅で自由に設計し、建築ができる部分の代表として、「トイレ」「キッチン」「風呂場」があります。これらは、家づくりを考えている人にとって、特に重要な設備で、こだわりたい部分ではないでしょうか。「自分好みのキッチン」を実現できれば、それだけで注文住宅を選んだ甲斐があったと感じられる依頼者もいるでしょう。また「壁紙の色」「外壁の色や素材」も、依頼者が決めることができます。外観や内観の印象を大きく左右する部分を、自分なりにオーダーできるのも、セミオーダー住宅の魅力です。さらに不要な壁を取り払い、ドアをなくすことで、費用を節約することもできます。結果的に、「建売住宅よりも安く家を建てられた」というケースもあります。このようにセミオーダー住宅には、思いのほか自由度があります。